群馬県にある高規格キャンプ場、北軽井沢スウィートグラス。
冬になると、コテージで本格的な薪ストーブ生活を体験できる、我が家も大好きなキャンプ場です。
今回は、その中でも2021年4月にオープンしたばかりのドッグランコテージ WOOF(ウーフ)に泊まってきました。
広いドッグランに犬は大喜び。
降り積もる雪の中のコテージキャンプは、まさに非日常!すてきな冬体験となりました。
この記事では、
に分け、冬のスウィートグラスとドッグランコテージ WOOFの使い心地を詳しく紹介していきます。
キャンプ場選びの参考になれば嬉しいです。
キャンプ場について
北軽井沢スウィートグラスは、群馬県、北軽井沢に位置するキャンプ場です。
広大な敷地の中は1つの村のように開拓されています。
自然もたっぷり体験することができ、川沿い、草原、林間…など、ロケーションが豊富です。
テント泊の他に、コテージ、キャビンでの宿泊も可能。
の中から、自分の希望にあったスタイルで滞在することができます。
何度行っても飽きません。
標高は1100m。
11月ごろから路面凍結や積雪があるそうなので、タイヤの確認が必要です。
12月中旬。しんしんと降る、サラサラの雪を体験することができました。
冬の間はホワイトスタイル
毎年12月ごろ〜4月ごろはホワイトスタイルとなり、冬ならではのサービスを受けることができるようになります。
サポートが手厚いので、冬場でも安心してキャンプを楽しむことができます。
特に、コテージ・キャビンの場合、初めての薪ストーブは緊張しますが、着火から使い方までしっかりレクチャーしてくれます。
冬キャンプデビューにはとてもおすすめなキャンプ場です。
いつかここで雪中キャンプをしてみたい!
管理棟と売店
おしゃれな装飾が施された管理棟と、売店。
売店では食材、調味料や飲み物はもちろん、アメニティ類やホワイトガソリン、ランタンのマントル…などなど、なんでも揃います。
アイスクリームまで売っている!
炊事場
水場はお湯がでます。
一部の炊事場では暖房設備までついており、夜の洗い物も楽々です。
トイレ
トイレの入り口には扉があって、中は暖房が効いています。
ウォシュレット付きです。
貸切風呂 薪焚の湯
薪焚の湯は、薪を燃やしてお湯を作る、薪ボイラー式の貸切風呂です。
あらかじめ予約をしておくことで、家族風呂として使うことができます。
中にはユニットバスが4部屋。
洗い場とバスタブがある、家と同じお風呂です。
脱衣所では床暖房が効いているので、お風呂上がりもほかほか。
自宅のようにゆっくり入浴することができます。
今回はコテージ泊のため使用しませんでしたが、このお風呂はスウィートグラスの大きな魅力の一つです。
カフェ・マルシェ アサマヒュッテ
アサマヒュッテは、ドリンクや軽食を楽しめるカフェと、おしゃれな食材を取り扱うマルシェがセットになった施設です。
カフェは10時〜17時まで毎日営業。
10時〜14時のランチタイムは、ピザなどの軽食を取ることもできます。
(コロナだからかテイクアウトのみでした。)
マルシェでは、BBQに使えそうな冷凍のお肉類、ちょっとおしゃれな味がしそうなお塩やタレなどの調味料が売っていました。
あえて食材をたくさん持って行かず、こちらで買うのも楽しそうです。
連泊だとご飯を作るのも大変。
カフェがあるのはありがたいです。
ドッグランコテージ WOOF について
ここからは今回我が家が宿泊したドッグランコテージ WOOF(以下、WOOF)の紹介していきます。
WOOFは、2021年4月29日にオープンした、まだ出来立てほやほやのコテージです。
同じ作りをしているコテージが2棟あります。
室内もわんちゃんOK。(寝床NG)
家族でコテージ泊を楽しめます。
ホワイトシーズンの宿泊料金は以下の通りです。(更新:2023年9月現在)
1棟につき、犬は3頭までです。
シーズンにより、平日割引や連泊割引もあります。
一般の予約開始日は、
です。
WOOFは2棟のみなので、週末、長期休みなどからどんどん予約が埋まっていきます。
予定が分かれば早めに予約しておくのがおすすめです。
室内OK。愛犬も自由にのんびり。
NOリードOK、NOケージOK。
コテージ内ではわんちゃんが自由にしていることができます。
犬用のアメニティとして、粘着クリーナー、トイレシートと袋の用意があります。
トイレシートはレギュラーサイズが置いてありました。
ひろーいドッグラン!
11m×6mの広いドッグランは、ウッドチップが敷かれており、とても快適。
(焚き火をする場合、防炎シートが必須となります。)
我が家の犬も大喜びでした。
コテージ清掃の際には、ドッグランのチェックも念入りにされていました。
とても安心して楽しめます。
薪ストーブで楽しむ。
薪ストーブは、バーモントキャスティングのイントレピッドⅡというものだそうです。
20cmのピザを炉内で焼くことができるタイプでした。
大きなピザや、ダッチオーブンは入れることができません。
部屋で薪ストーブの火を楽しめるなんて、非日常体験!
柵はありません。
WOOFには、薪ストーブを囲う柵がついていません。
(ついているコテージもあるようです。)
剥き出しの薪ストーブは非常に高温になりとても危ないので、ちいさなお子様や子犬を連れている方は近づけないよう対策をしておくことをおすすめします。
友人の愛犬は自宅の薪ストーブでヒゲをチリチリに焼いてしまったそう…
筆者も柵を持参。
こちらは自宅で使用している、分解できるペットケージです。
ホームセンターで売っているメッシュパネルを結束バンドで止め、のお手製の柵を作るのもおすすめです。
WOOFの薪ストーブ前に設置するなら、60×90cmのパネルが5枚はあると良いと思います。
これは筆者が作った柵を、ケージ風に設置した写真です。
テントサイトでわんちゃんのケージがわりに使ったり、子どもや犬を焚き火から守るときにも使えて、何かと便利。
1つ作っておくと重宝します。
犬連れファミリーには特におすすめです。
トイレ、バスルーム
トイレはウォシュレット付きです。
脱衣所と、バスルームです。
木のいい香りがします。
バスルームは浴室暖房機付きです。
キッチン
2口コンロとシンクが備わっており、向かい側にカウンターがあります。
冷蔵庫、お皿や調理器具も一通り揃っています。
このまま住めるほど快適!
冬のおこもりキャンプには、最高のコテージでした。
気をつけてほしいこと
ここからは、WOOFに宿泊するなら気をつけてほしいこと、持って行くと良いものを紹介していきます。
底冷え対策を
とても快適で贅沢なコテージですが、ログハウスのためどうしても底冷えがあります。
必ず持って行ってほしいのは、
です。
また、場合によっては
も持って行くのがおすすめです。
広電の小さく畳めるホットカーペットは、電熱線が気にならない加工で作られており、小さく畳めるのでアウトドア用にはとてもおすすめです。
サーキュレーター
同じく、室温を快適にする対策としておすすめなのが、サーキュレーターです。
暖かい空気は上にいき、床は底冷えとなると、天井と床でかなりの温度差が生まれてしまいます。
すると足元は寒く、頭は暑い…となりがち。
サーキュレーターを回すことで、空気が循環し、快適度が増します。
コンセントがあるので、家庭用のサーキュレーターも使用可能です。
アウトドア用なら、充電式のサーキュレーターがおすすめ。
KEYNICEのサーキュレーターは、寝ている時も気にならないほどの静音設計です。
首振り機能付きの扇風機タイプも。
夏キャンプでも使用できるので、持っておくと便利です。
焚き火シート
ウッドチップ敷きのドッグランでは焚き火を楽しむことができますが、焚き火シート使用が必須となります。
焚き火シートは、焚き火の下の自然を守るため、とても重要なもの。
まだ持っていない方は、これを機に購入しておきましょう。
まとめ
北軽井沢スウィートグラスの中でも1番新しいコテージの1つである、ドッグランコテージ WOOF。
まだまだ新築の木のいい香りのなか、とても快適なキャンプを楽しむことができました。
広いドッグランで、毎日伸び伸び遊ぶことができ、犬も子どもも大満足。
初雪と薪ストーブの体験は、冬らしい特別な体験でした。
薪ストーブのサポートがあるから、初めてでも安心して楽しめます。
ぜひ、次のキャンプ地候補にいれてみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。