我が家のメインテントは、3年以上愛用しているogawaロッジシェルターT/Cです。
家族3人と犬1匹、これまでインナーテントを入れずに使用していました。
というのも、ロッジシェルターの純正インナーテントは常に品薄で、本当に手に入りづらい。
もし仮に手に入ったとしても、我が家にとっては思うようなサイズではなく、室内が狭くなってしまう…

しかも高い………!
などと、購入を躊躇っていたからです。
しかし今回、子どもも大きくなってきて、やはりどうしてもインナーテントが欲しい!
と、改めて代用できそうなインナーテントを探していたところ…
こちらのインナーテントに出会いました。
ティエラ 5-EX ハーフインナーです。
これが大成功!我が家にピッタリのインナーテントに、やっと出会うことができました。
この記事では、
- ティエラ 5-EX ハーフインナーの紹介
- ロッジシェルターへの吊り下げ方
- つけた時の室内の様子
をレポートしていきます。
多くのロッジシェルターオーナーが悩んでいるであろうこのインナーテント問題。
少しでも参考になれば嬉しいです。
こちらの記事では、他の代用インナーテント候補もあげています。
よかったら併せてお読みください。


ティエラ 5-EX ハーフインナー
改めて、今回購入したのはこちらのインナーテントです。
ロッジシェルターと同じogawa製。
ティエラ 5-EX向けに出されているインナーテントで、ハーフという名前の通り微妙なサイズ感が特徴です。
簡単にまとめると我が家の希望は、
- 床は眠れるスペースがあればよく、立って着替えができる高さ
- リビングに圧迫感がでないサイズ感と、風通し
- 純正インナーよりも軽く、コンパクトで、安いとなおよし
の3つでした。
まずは、この3つのポイントに沿って、ティエラのハーフインナーを詳しく紹介していきます。
①夫婦+子1人 ちょうど良いサイズ感。
まず、ロッジシェルターのインナーテント(5人用)とスペックを比べてみます。
ティエラ ハーフインナー | ロッジシェルター インナー | |
---|---|---|
参考価格(公式) | ¥27,500 | ¥64,900 |
素材(内幕、床) | ポリエステル PVC(耐水圧10,000mm以上) | T/C PVC(耐水圧10,000mm以上) |
床サイズ(幅×奥行) | 195×220cm | 340×220cm |
室内高さ | 185cm | 205cm |
収納サイズ(重さ) | 60×40×30cm(4.7kg) | 70×45×23cm(7.5kg) |
ロッジシェルターのインナーテントは、2人用と5人用の2種類がありますが、ファミリーで使うなら2人用は完全に手狭。
5人用だと、ロッジシェルターの半分が全部インナーテントになってしまい、今度はリビング側が狭くなってしまうイメージでした。
ティエラのハーフインナーは、2〜3人用。
例えば、幅65cmのインフレーターマットなら、3枚がちょうどピッタリ収まる横幅です。


インフレーターマット3枚がぴったりなので、大人3人で寝るのは難しいですが、子ども(3歳)と夫婦の3人(犬は別で寝ています)なら、かなり余裕をもって眠ることができました。



私たちの感覚では、子どもが2人+夫婦でも、小さいうちは眠ることができるように感じました。
室内の高さは、最高185cm。
吊り下げタイプインナーならではの室内空間で、立って着替えも十分できます。
②リビング空間が確保できる。
ど真ん中で区切られて壁のように塞がるロッジシェルターのインナーテントに対し、ティエラのハーフインナーなら壁とインナーテントの間に幅130cmほどの空間が生まれます。


圧迫感が少なく、寝室はではない空間が広がることで、使い勝手が良いです。



我が家はここを玄関+犬のスペースとして、クレートなどを置いています。
さらに、ロッジシェルターインナーは2面なのに対し、ティエラのハーフインナーは4面メッシュ。
風通しも良好です。
③軽い、コンパクト、安い。


素材はポリエステル100%なので、軽く、収納サイズがコンパクトに済みます。
床の素材はロッジシェルターインナーと同じPVCなので、耐水圧は同等。
これで、価格が半分以下!



まさにいいとこどりでは。
吊り下げに工夫が必要なこと以外は、ロッジシェルターのインナーテントに足りない部分を全て持っている、我が家にとっては完璧なインナーテントなのです。
吊り下げ方
赤いナイロンテープがテントの中心になるように広げ、床4点を留めていきます。


内側2点はペグ留め、外側2点はこのようなフックなので、適当なところにかけておきます。


奥から吊り下げていきます。
今回は、こちらのフック付きストレッチコードを使用しました。
ゴムの部分をプラスチックのアダプターに引っ掛けて、フックをポールに引っ掛けます。






内側2点は、元々付いているフックを引っ掛けました。




こんな感じで吊り下げることができました。




ちなみに、写真ではプラスチックのアダプターをはめていますが、ティエラとはポールの太さが違うので、こちらは使用しない方がいいと思います。
室内の様子
吊り下げた後の室内の様子はこちらです。


インナーテントの横に、土間のスペースができるため、ここを有効活用することができます。


ロッジシェルター用インナーテント(5人用)なら、この土間の部分までインナーテントになってしまうことを考えると、ティエラのハーフインナーだとかなりのスペースを確保することができていると思います。
リビングに敷いているのは、ロッジシェルター用のリビングシートと無印良品のラグです。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
ロッジシェルターの正面側につければ、玄関扉と土間、奥にリビング、という室内が出来上がります。





この形はかなり居心地が良かったのでおすすめです。
おすすめです。
ロッジシェルターは、他社製2ルームテント(ランドロックやタフスクリーンなど)よりも若干コンパクトなため、インナーテントを吊るとリビングが狭くなってしまうのが難点でした。
ですが今回、ティエラのインナーテントを導入したことで、使い勝手がかなり良くなりました。
ogawa製で耐水圧のクオリティはそのまま、値段を抑えられるので、子どもが1人(〜2人)のファミリーにはかなりおすすめできると思います。
購入に至るまでに考えた、その他の代用インナーテント候補はこちらで紹介しています。


参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。