おしゃれなペットケージの代表、スカンジナビアンペットケージ。
これはペットケージなのか?と思うほどかっこいい見た目ですが、他社のものと比べると、お値段お高めのケージです。
この記事では、実際に使用中の筆者が
を紹介していきます。
購入を迷っている方の参考になったら嬉しいです。
1年使用してからのレビューはこちらです。
購入前に確認してほしいこと
スカンジナビアンペットケージについて調べていると、「ベビーダン社(Baby Dan)」の商品で同じような見た目のベビーゲートが出てきますが、実は、これらは全く同じ商品です。
デンマーク生まれの老舗ベビー用品メーカーであるベビーダン社がプロデュースした、ペット向けのレーベルが、「スカンジナビアンペットデザイン」というそうです。
ぺットケージに関しては、赤ちゃん向けに販売されているベビーゲートと全く同じものが「ペット向け」として販売されています。
具体的には、
これらが同じ商品です。
(ベビーダンのスクエアゲートには、壁に固定するための金具が余分についてきます。)
気をつけたいのは、同じ商品でも値段が変わるということ。
特に、「スカンジナビアンペットケージ」と名前がついた方が少し高いことが多いです。
筆者が購入時は、「ベビーダン スクエアゲート」の方が5,000円以上安かったです。
必ず両方の名前で検索し、価格比較をしてみることをおすすめします。
筆者はベビーダンのベビーゲートとして購入しましたが、この先は分かりやすくスカンジナビアンペットケージとして紹介していきます。
詳しく見てみる。
早速、スカンジナビアンペットケージXLについて詳しく見ていきます。
白と黒の2色展開。
サイズは、
一般的な小型〜中型犬のペットケージより少し大きめ。
中型犬用の大きなベッドとワイドサイズのトイレトレーが余裕で入るサイズです。
成犬で体重が8kgほど、大きめの小型犬サイズの我が家の犬が入るとこんな感じです。
屋根がないので、開放感がありますが、犬としては落ち着かないかも?と感じ、クレートを入れて使用しています。
クレートを入れてもかなりのスペースがあります。
我が家はトイレが別なので、ここに大きめのベッドを入れています。
フレキシブルな仕組み
スカンジナビアンペットケージは3種類のパネルと、それをつなげるためのポールからできています。
それぞれ1枚ずつ購入ができ、好きな大きさ・形に自由に組み立てることが可能です。
例えば…
これらの商品は全て同じ部品からできています。
接続部で自由に角度を変えることができることで、いろいろな形を作ることができます。
買った時はシンプルな長方形。
後から1枚足して拡張したり、形で遊んで五角形にしたり、壁付けで部屋の一角を区切ったり。
どんな形にもなるフレキシブルさが便利です。
我が家では1枚パネルを買い足し、拡張して使っています。
気になる方はこちらの記事も併せてご覧ください。
ここからは、使用して感じたメリットとデメリットを紹介していきます。
メリット
スタイリッシュ。
他のペットケージにはないシンプルで、スタイリッシュな見た目。
もはやインテリアの一つになりそうなかっこよさです。
フレキシブルだから、一生使える。
前述のように、3種類のパネルは、それぞれ単品で追加購入することができるので、愛犬の成長や使い方に応じて自由に大きさを変えることができます。
思ったより大きくなったな!とか、お留守番するのにもう少しスペースを広げてあげたいな…
ということがあっても、サークルを買い換える必要がないというのがいいところです。
我が家も拡張しました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
大きさはもちろん、形も自由に変えていくことができます。
特に便利だと感じたのは、扉の位置や開き方まで変えられるということです。
愛犬が大きくなっても、生活スタイルが変わっても、フレキシブルに形を変えることができるのは大きなメリットだと思います。
まさに一生もの!
簡単に持ち出せる。
パネルは簡単に取り外して運ぶことができるので、車に積んで、お出かけに持って行くこともできます。
こちらは、キャンプに持って行った時の写真です。
薪ストーブのあるコテージに泊まった際、子どもと子犬を守るために使用しました。
壁にビス留めはしていませんが、倒れたり、ぐらついたりすることはなかったです。
帰省や旅行など長期でお出かけに連れて行くとき、室内フリーにするにはちょっと心配…というときも重宝するかも。
こちらのキャンプ場については、こちらの記事で紹介しています。
デメリット
とはいえ値段が高い。
例えばアイリスオーヤマのコンビネーションサークルは、トイレと寝室を分けることができ、大きさもカスタマイズできます。
こちらと比べると、なんと、値段が2倍以上。
ただのサークルにこの値段は…!と正直思ってしまいます。
スチール製で作りがかなりしっかりしているので、長持ちはするはず。
ただ、使うのは子犬なのでこればっかりはどうなるかわかりません…
この辺のプラスチックの部分は、噛んだら結構傷がいってしまう気がしますよね。
高価だから大切に使ってね!とは言えないので…
悩みましたが、今のところ壊れず使えています。
柵の幅が広く、屋根もない。
わんちゃんが大きくなっても手や口は余裕で出せます。
壁紙や近くにあるものをいたずらする可能性がある場合、守る必要があるかもしれません。
我が家はプラダンをホームセンターで購入し、結束バンドで止めました。
また、屋根がないのでわんちゃんの大きさ、活発さによっては飛び越えてしまうこともあり得ます。
我が家の子犬はサークルの縁から顔を出し、壁紙をかじりました。
もう落ち着いたわんちゃんは大丈夫かと思いますが…
よくある犬用のサークルに比べると子犬期は何かといたずら対策が必要かもしれません。
トレーがない
単なるサークルなので、フローリングを爪痕や粗相から守るためには、トレーを用意するか、カーペットなどを引く必要があります。
トレー単品で売ってはいますが、純正ではないのでぴったりサイズはなかなか見つかりません。
あらかじめセットで販売されているものに比べたら、お掃除がしづらいような気がします。
我が家はジョイントマットを敷いて使っています。
汚れたら洗濯機で洗えて、普段はコロコロできれいになるので便利に使っています。
ただ、おしっこがカーペットの隙間からフローリングまで達してしまったり、暇な時にカーペットを剥がして遊んでいることが。
色々やってくれる子犬期には、多少お掃除がしづらくてもトレーの方がよかった気もしていて、まだ正解がいまいちわかっていません。
きれいな長方形にならない。
これは、気になる人はすごく気になるところかもしれません。
おそらく元々、角が気持ちよく直角にならない仕様のようなのです。
まっすぐではないのがおわかりいただけるでしょうか…?
形を自由に変えられる弊害なのか、どう頑張ってもピシッと直角になりません。
遠くから見ればあまり気にならないようにも見えますが、よくみるとやはり歪んでいます。
気になる方は注意が必要かも。
筆者は見慣れたら何も感じなくなりました。
まとめ・投資して損なし。
スカンジナビアンペットケージのメリット、デメリットを紹介しました。
値段はお高めですが、元々は赤ちゃん向けなのでとても安全。
シンプルで、お手入れもしやすく、とても丈夫。
フレキシブルで使い勝手が良く、長く使えるものだと考えれば、個人的には投資してよかったと思います。
気になる方はチェックしてみてくださいね。
続きの記事はこちら。
ケージの拡張、新しく導入したマット、1年使用後の劣化具合について紹介しています。
っぽいのも出てます。
近頃はスカンジナビアンペットケージに似た商品も多く出てきているようです。
オリジナルではないものの、後発の商品はカラー展開が豊富であったり、コスパが良いことも多いです。
気になる方は、こちらもチェックしてみてください。
おしゃれなトイレトレーなら。
こちらの記事では、インテリアに馴染むトイレトレーをご紹介しています。
スクエアゲートとも相性ピッタリです。
最後までお読みいただきありがとうございました。