我が家に新型ノアを迎えて、もうすぐ1年です。
こんなに大きい車運転できるか…
と不安だったミニバンですが、これまで乗ってきた車に比べ、圧倒的に運転しやすく快適なノア。
今回は、実際に乗ってみて感じたことを
に分け、レビューしていきます。
新型ノア検討中の方、子どもやペットと一緒に車に乗るパパママ、女性・低身長の方の参考になったら嬉しいです。
我が家のノア
我が家のノアは、
です。
燃費や減税が有利な点から、ハイブリッド車を選択。
ハイブリッドの滑らかな乗り心地は、割と気に入っています。
ファミリーに便利そうなオプションがセットになった、快適利便パッケージ(High)をつけられるのはZクラスのみ。
そのためZクラスを選択しました。
見た目が好きなので、S-ZではなくZです。
アウトドアによく出かけること、乗り心地が良いのでは?という理由で四駆を選択しました。
1年乗った、ノアのいいところ
運転しやすさは抜群。
機能性も十分。
ノアに乗り換えてから、子連れで車に乗るのがとても楽になりました。
まずは、新型ノアに乗り換えていいと思ったところやメリットを紹介していきます。
視界が広く、目線が高い
筆者が今まで経験した車、コンパクトカーや軽自動車に比べると、ノアは圧倒的に目線が高いです。
また、SUVに比べると、視界がとても広く感じます。
窓が広く、右左折時も横断歩道全体を見渡せるような視界の良さ。
車高が高いので、道路を上から見下ろしているような感覚があります。
そのおかげか、確かに車の体長は長くなっているはずですが、それを感じさせず、むしろ小さくなったかな?と思うくらいの乗り心地。
とても運転しやすいです。
自分で車をちゃんとコントロール出来ている気がする。
低身長のため、背伸びをするようにとっていた駐車券も、ノアになってかなり取りやすくなりました。
バックドアが止まる
ミニバンに乗ってみて初めて気づいたことですが、ミニバンのトランクの大きさではバックドアを完全に開けられる場所がとても少ないです。
収納力があっても、開けられないトランクはただ不便…
新型ノアの場合は、バックドアを止めたいところで手動(またはボタン)で止めることができるため、後ろのスペースが狭い時でもちょっと開けすることができて便利です。
トランクが広い
新型ノアは、3列目シートをしまった時、とてもスマート。
そのため、トランクを広く、無駄なく使うことができます。
3列目シートがボコッと出ていないから、高く、真っ直ぐに積める!
特に、アウトドアに出かけるときは荷物をたくさん積み込むので、キャンプに行くたびに良さを感じます。
こちらの記事では、ステップワゴン、セレナのトランクと詳しく比較しています。
予約ロック機能
例えば、予約ロック機能がない車なら、スライドドアから子どもを下ろしたら、スライドドアを閉めて、車を施錠します。
この時、スライドドアはゆっくりと閉まるので、施錠するために待ち時間が発生します。
雨の日はここで濡れてしまう!
新型ノアには予約ロック機能が付いていて、スライドドアを閉め始めたら、すぐにドアロックのボタンを押すことで、スライドドアが閉まったタイミングで車が自動で施錠しておいてくれます。
パワーバックドア(オプション)の場合は、バックドアも予約ロックすることが可能。
ドアが完全に閉まるのを待たずに車を離れることができるので、ストレスがなくとても便利です。
ヘッドアップディスプレイ(Zクラス標準)
前方の窓に写しだされるヘッドアップディスプレイもとても便利です。
今のスピードや、ナビの指示、車からのお知らせ(警告や標識、先行者発進お知らせなど)がフロントガラスに表示されるシステムです。
通常なら、運転中スピードメーターやナビを見るためには視線を下げなければなりませんが、ヘッドアップディスプレイがあれば、前を向いたまま確認することができます。
前を向いたまま、スピードや道順を確認できるのはとても安全。
これがない車に比べると、安心感を持てると思います。
つけてよかったオプション
さらに、乗り心地を良くしてくれているのが、オプション機能たち。
我が家が特につけてよかったオプション機能を紹介していきます。
安全性能
安全性能系のオプションはつけれるだけつけました。
購入時は、こんなに全部いるかな?とも思いましたが、全てつけて後悔なしです。
Toyota Safety Senceで、高速道路での運転は安心感バッチリ。
さらに、下道でもアシストが効いてくれる点に、特にありがたみを感じます。
前の車に近づいて行くと自然にブレーキのフォローを入れてくれたり、見通しが悪い道で歩行者や車を教えてくれたり、車道を走る自転車を避けるようアシストしてくれたり…
安全運転を心がけていても、1回車に乗るごとに、数えきれないほどのアシストを感じます。
駐車時のアシストもとても助かります。
パノラミックビューモニターとパーキングサポートブレーキで、車の周辺の様子を確認することができ、障害物があれば、ブザーで知らせてくれます。
衝突しそうになれば、ブレーキも作動してくれるそう。
これがない車はもう考えられないと思えるほど、安全性能のオプションは本当につけてよかったです。
特に、子どもと一緒に車に乗るなら、ぜひ検討してほしい。
アドバンスト ドライブ(渋滞時支援)
アドバンストドライブは、高速道路や有料自動車道路上での渋滞時、ハンドル操作や停止・発進を車が支援してくれる機能です。
これもつけて大正解。
渋滞中は、ハンドルを持って前を向いていれば、車に運転をほぼおまかせ出来るイメージです。
渋滞のときは、停止・発進を繰り返すのがストレスであり、事故のリスクです。
それを長時間やっていれば、集中力も途切れていきます。
渋滞の運転を車に手伝ってもらえるようになり、運転にかなりの余裕が生まれました。
特に遠出が多い方、日常的に混雑する道を使用する方には、検討の価値がある機能だと感じています。
渋滞が怖くない!
T-Connect
T-Connectは、別途月額料金(330円/5年間無料)を支払うことで
などの機能を使うことが出来るサービスです。
たとえば、鍵を閉め忘れて車を離れると、しばらくしてアプリに通知。
そのままアプリから、遠隔で鍵を閉めておくことができます。
ハザード消したかな?
雨が降ってきたけど、ちゃんと窓閉めたかな?
などという確認も、車に戻らずアプリでできるのがとても便利です。
子どもと出かけるとドアロックを忘れがちなので、助かっています。
リモートスタート(エアコン)
上記のT-Connectに、さらに追加のオプションで、月額220円で利用できるのが、エアコンのリモートスタートです。
車に行く前にエアコンを始動して、車を温めたり、冷やしたりしておける、寒冷地の方にはお馴染みの機能です。
この機能をつけてよかったと感じるのは、子どもや犬にとって危険なほどの暑さになる真夏。
自宅の駐車場に屋根がないため、真夏の車はいつも灼熱。
大人が複数いれば、1人先に行って、車を冷やしておく…ということもできますが、1人ではそうもいきません。
リモートスタートでエアコンをかけておけば、真夏に屋根なし駐車場に停めておいても、車をしっかり冷やしておいてくれます。
エアコンのリモートスタートに月220円、というのは少し迷いましたが、既述のT-Connectは新車から5年間月額無料になるので、その分…という気持ちでつけました。
結局、夏も冬もよく使うので、つけてよかったと思っています。
必要なかったオプション
今度は我が家がつけたオプションの中で、必要なかったと感じるオプションです。
アドバンスト パーク、リモート機能
駐車位置を指定すると、車が自動で駐車してくれるアドバンスドパーク。
新しいもの好きにはとても面白い機能だったのですが、これは必要ありませんでした。
何度か試してみたものの、きちんと真っ直ぐに停められたことはほとんどありませんでした。
また、車が自分で思っているのと違う動きをするのは、想像以上に怖いです。
車の外にいながら、アプリで自動駐車してくれるリモート機能も、同様に必要なし。
真っ直ぐに停められないし、車の動きも危なっかしいので、とにかく外から見ている私たちがめちゃくちゃ怖いです。
いずれも、最初は面白がって広い駐車場で何度か試してみたものの、日常的に使用するには程遠く、今では全く使っていません。
自動パーキングの機能は、まだまだ発展途上な感じがするので、特別な理由がない限りつける必要はないかな、と思っています。
自分で駐車したほうが早い。
懸念していたこと
いくらカタログを見て良いと思っても、試乗してみても、
実際に毎日乗ってみないとわからない!
と、筆者が疑っていたことを、実際に乗ってみたらどうだったか記録していきます。
こんなに大きい車運転できる?
できました!
前述したように、視界がとても広く、とにかく目線が高いので、周辺がよく見渡せます。
運転する時の目線が高いと、こんなに運転しやすいのかと感じました。
また、筆者がこれまで乗っていたSUV車に比べると、素人でもわかるくらい小回りが効くようになり、狭い道でのすれ違いも安心感を感じるくらい楽になりました。
とはいえ体長が長くなっていることは間違いないので、最初の頃だけ短い尻尾がついたようなイメージで運転をしていましたが、おそらく、よく乗る人であればあるほどすぐに慣れる程度だと思います。
大きい車だから運転できるか…?と、あまり考えすぎない方がいいと感じました。
ちなみに、153cmの筆者には椅子が少し大きいと感じるので、クッションなどで整えた方がより乗りやすいような気はしています。
左後ろの窓が見えないのは
気になりません。
3列目シートを畳んだ場合、ガッツリ隠れてしまうトランク横の窓。
左折するときに、この窓から外の様子が見えなくなってしまうことを気にしていました。
しかし実際に乗ってみると、後部座席の窓から外が見えていれば、十分安全確認はできるので大丈夫。
3列目を畳みっぱなしでも、普通に運転できます。
四駆は乗り心地がいい?
正直分からない。
前回の記事で触れましたが、我が家がe-Fourを選んだ理由は、四駆は普段から乗り心地が良く、酔いにくいのでは?と考えたからです。
1年乗ってみましたが、これは違いがよくわからないです。
そもそも二駆のノアと比べたことがないですし、我が家のノアでも酔う時は酔います。
e-Fourは自動制御なので、街乗りではほぼニ輪駆動。
四輪駆動になるのは発進の時と、大きな坂道を登っている時くらいです。
そのため普段使いでは四駆の恩恵をあまり感じられないのが正直なところ。
我が家の場合はアウトドアに出かけることが多いため、四駆にして後悔はしていませんが、価格差もありますので、街乗りの乗り心地をよくするためにわざわざ、という意味はあまりないように感じました。
まとめ・新型ノア、おすすめです。
1度乗ったら戻れないほど、子連れに優しいミニバン。
そのミニバンの中でも、新型ノアは特におすすめできると思います。
アルファードやベルファイアに比べ価格が抑えられていますし、少しだけコンパクト。
だからこそ小回りも効いて、運転が楽になること間違いなし。
便利な機能も盛り沢山で、安全装備も充実。
とにかく非の打ち所がない!
これから購入するなら、以下の記事も併せて参考にしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。