ベビーグッズレビュー第2弾です。
今回は、ストッケ(STOKKE)のハイチェア、ステップス(Steps)についてレビューしていきます。
息子が生後6ヶ月ごろ、離乳食のスタートと共に購入したストッケのハイチェア。
毎日使用して、2年が経過しました!
ストッケのハイチェアの中でも、ステップスのレビューは少なく、店頭でもなかなか出会うことができず…
はじめての育児、実用性もわからぬまま、ただただ
デザインが気に入ってるから〜…
と購入を決めました。
今回は、実際に2年使ってみてわかったことを、
に分けて詳しくまとめていきます。
置く場所をとるし、毎日使うものだから、結構大事なお買い物!
はじめてのハイチェア選びのお手伝いができたら嬉しいです。
購入したもの
ステップスというのは、厳密にはこちらの椅子本体のみのことです。
新生児〜3歳ごろまでの子どもが使用するためには、オプションパーツが必要です。
つまり、3歳までの子どもは、単体で使うことはできないので注意が必要です。
ステップス本体に加えて購入したのがこちらの3点です。
- ベビーセット
- ベビーセット トレイ
- ベビーセット クッション
全て取り付けると写真のようになります。
(クッションの色は廃盤色)
離乳食スタートで購入したので、ベビーセットは必ず必要。
追加でトレイとクッションを購入しました。
カラーはホワイト×ナチュラルです。
ベルトは肩と腰から伸びていて、おへそのところで止める、より安全な設計です。
シートの部分は、上から足を入れるスタイル。
座るときは必ず大人の補助が必要です。
しかし、最近は自分で登って座ろうとしてしまい、危なくなってきました。
身長・体重が平均的な2歳3か月児の息子ですが、そろそろベビーセットは卒業かな…という雰囲気です。
公式ではベビーセットを使うのは「3歳ごろまで」とありますが…
2歳ごろで購入を検討なら、体格によってベビーセットは購入しないか、もう少し大きくなるのを待つというのも手かもしれません。
白い座面vsミートソース。
当たり前かもしれませんが、プラスチック製の白いベビーセットは、汚れが目立ちます。
ホワイトの座面でミートソースのパスタを食べた後の状態がこちらです。
ただ意外にも、拭けばきれいになりますので、ホワイトだからといってこの類の汚れは気になりません。
ただ、どうしようもないのがこういった溝に溜まっていく汚れ…
デメリットのところでこの後紹介しますが、こういった溝が至る所にあり、お手入れしづらいんです。
気になる方は、色選びは慎重にした方がいいかもしれません。
クッションの必要性…?
ベビーセットに敷くためのクッションは、正直そこまで必要ないと思います。
このクッションと座面の間に、パンくずなどの汚れが溜まり、これまたお手入れしづらくなるだけだからです…
初めて座る椅子だから、柔らかい方がいいかしら…
と思って購入したのですが、そもそもハイチェアに座るのが嫌だった我が家の息子は、あってもなくても変わりませんでした。
北欧ブランドらしいかわいい柄だったりするので、それが可愛くて、気に入ったなら買い。
そうでなければ、後から買い足すこともできるので、必要なしです。
ストッケといえば…トリップトラップとの違い。
北欧生まれのベビーグッズブランド、ストッケ。
ストッケといえば、トリップトラップ(Tripp Trapp)というハイチェアが非常に有名です。
お洒落な家具屋さんには大体置いてありますよね。
最近では、無印良品でも取り扱いが始まったようです。
購入を検討している方も多いと思うので、今回レビューするステップスとの違いを先に紹介しておこうと思います。
主な違いは3つです。
- 推奨年齢
- デザイン
- 大きさ
推奨年齢
トリップトラップは新生児から136kgの大人まで使うことができます。
まさに一生物です。
対して、今回紹介するステップスは10代(85kg)まで。
主に子ども時代を共に過ごせるイメージです。
デザイン
どちらも日本製ではなかなか見られないお洒落なデザイン。
トリップトラップは、どっしりとして、耐久性がありそうな見た目です。
「人生を共にする椅子」というコンセプトで、いつの時代でも色褪せないような、クラシックな見た目をしています。
色展開がかなり豊富で、お部屋や、子どものイメージカラーに合わせて自由に選べる点が魅力的です。
対してステップスは、スタイリッシュさにこだわったモデルのようです。
トリップトラップと比べると、モダンな印象がありますよね。
色展開もブラック、ホワイト×ナチュラル、ホワイト×グレーの3色のみ。
どんなお部屋にも馴染みそうなシンプルな雰囲気です。
サイズ
トリップトラップの方がどっしりしたデザインのため、ぱっと見は大きく見えます。
しかし実は、設置面積ではステップスの方が少し大きいです。
脚が広がっているデザインなので、置く場所に困るのは意外とステップスの方かもしれません。
これについては後述しますが、置く場所の確認は事前にしておくべきかなと思います。
メリット
ここからは、実際に2年使ってみたレビューしていきます。
※ベビーセットがついた状態での使い心地です。
まずはお気に入りポイントから!
安定感がある。
個性的で、特徴のある脚。
このおかげで、安定感が抜群によく、安全であると感じます。
重みもそれなりにあるので、大人でもひっくり返すのが難しいです。
座った状態で暴れても、立ち上がって踊っていても、椅子自体が倒れそうになることは全くありません。
(もちろん、落ちそうになることはあるので注意はしますが…)
また、息子は椅子を押して部屋の至る所に持っていくのですが、大人用のダイニングチェアは自分の力でひっくり返せるのに対し、ハイチェアが倒れたことは1度もありません。
通常の使い方をして倒れないのは、ハイチェアとして当たり前。
子どもは、大人が想像もつかないびっくりするような使い方をしてくれますので、それでも安定感があって倒れないというのはとてもありがたいです。
スタイリッシュなデザイン。
北欧ブランド、ストッケならではのデザインは唯一無二ですよね。
食事はもちろん、おやつ、お絵描き、工作など…
ハイチェアは、多ければ1日3回以上、毎日使います。
毎日を共にする食卓の椅子だからこそ、お気に入りのデザインであるのはとても大切なことの1つだと思っています。
「10年使える」がちょうどいい。
前述のように、ステップスの推奨年齢は10代(85kg)までです。
とはいえ、身体が大きくなることを考えると、長くても小学校卒業くらいまでかな、という印象です。
使用期間10年〜12年。
これぐらいがちょうど良いと思います。
最近はトリップトラップのように、大きさを調整し一生使える椅子が増えてきていますよね。
もちろんそれが気に入っていれば1番ですが、「長く使えるから」という理由で選ぶことはない、と個人的には思います。
インテリアの趣向の変化、生活環境の変化。
1番は、大人と同じ椅子に座りたい!キャスターついてるのがカッコ良い!…などという子ども本人の好み。
大きくなって来たら、ダイニングの椅子だって自分の部屋の椅子だって、自分で選びたい!と言い出すかもしれません…
そうすれば、たとえ椅子が一生使えても、10年後「誰かに譲ろうかしら…」と考えていてもおかしくないです。
逆に、2〜3年で手放す前提の、安価なハイチェアには出せない安定感と安心感があります。
これで10年使えたら、ハイチェアとしてのコスパも悪くないのではないかと思っています。
デメリット
今度は、不便に感じるところを紹介していきます。
脚の出っぱりにつまづく。
この椅子を使っていて1番気になっている点は、脚が前後にかなり出っぱっているところです。
このように、横から見ると座面に対してかなり出っぱっています。
この脚につまづいて、何度も足を強打しています…
大人だけならまだしも、よちよち歩きだった息子も何度もつまづくため、置く場所を変えたり試行錯誤。
一時期はご飯が終わるたびに端に移動させていました。
もう一つ、前側に出っぱっている脚は、テーブルや椅子の形状を選ぶ場合があります。
例えば、我が家はテーブルの脚がこのように床でつながっているデザインになっているのですが…
これだとハイチェアの脚とテーブルの脚が接触し、いわゆるお誕生日席に置くことはできない、ということに購入してから気づきました。
他にも、手すりがついていたり、大きめのダイニングチェア、特徴的なダイニングテーブルと接触してしまう可能性があります。
トリップトラップとの比較でもお伝えしましたが、ぱっと見は小さく、軽く見えるステップス…
ただ、この出っぱっている足のせいで、設置面積がトリップトラップよりも大きく、さらに、つまづいて危ないので置く場所を選ぶんです。
子どもにとって危ないのはもちろん、私たちもつまづいてイライラ…
ダイニングテーブルとも合わないし。この椅子じゃまだなぁ…
なんて思う原因になりかねません。
もちろん広いおうちにお住まいならば問題ないのですが…
我が家のような普通のマンション暮らしであれば、置く場所を事前に確認しておくと、より良かったと思います。
とはいえこの脚があるからこそ、揺らしてもびくともしない安定感を出してくれるわけで…
ありがたい部分でもあります。
ベビーセットは手入れが面倒。
離乳食用のハイチェアとして使うのに必要なベビーセットは、かなり掃除がしにくいです。
離乳食で使う場合、幼児、小学生が使うのとは比べ物にならないくらい汚れます。
お手入れのしやすさというのは、選ぶ上で重要なポイントの一つだと思います。
具体的にどんなところが不便かというと…
脚周りは、フレキシブルに大きさを変えられる構造ゆえ、ネジ穴があったり、足置きと脚の隙間があったりと、液体や細かい汚れが溜まりやすいです。
ベビーセット自体も、取り外しのできないパーツとパーツの間に溝ができ、かなり汚れが溜まります。
この辺りは、本気で汚れを取ろうと思えば綿棒やヘラを使わないと取れないので、毎回はとてもじゃないけどできません…
ベビーセットはステップス本体に上からガチャっと装着するのですが、ステップスの座面とベビーセットの座面の隙間が5〜6cmほど空いてしまいます。
ここに、ベビーセットのベルト用の穴からパンくずなどの汚れが落ちて溜まります。
トーストを1回食べさせてこの状態です…
ここは手が入りにくく、とても掃除がしずらいです。
特に、ペットがいると、食事の汚れは残しておきたくないですよね。
我が家も犬がいるので、なるべくきれいに…と思いますが、毎回結構大変です。
食事の数だけ掃除があります。
ハイチェアを選ぶ上でお手入れのしやすさを1番のポイントとするならば、ステップスは正直おすすめできません…
まとめ:安定感とデザインで選ぶなら、ステップス。
ここまで紹介したことをまとめると…
こうして改めてレビューしてみると、やはり掃除がしにくいのはかなりの難点に思えます。
ただ、デザイン性と、安定感があって安心できる点は、他のハイチェアに比べてもとても良いと感じます。
総じて筆者は後悔なく、とても気に入って使えています。
特に安定感重視なら、とてもおすすめです。
生活環境や価値観は人それぞれ。
赤ちゃんはもちろん、私たち大人も快適で、子育てを楽しめるグッズを揃えたいですよね。
今回のレビューが、ベビーグッズ選びの参考になったら嬉しいです。
離乳食に行き詰まったら。
離乳食、行き詰まっていませんか?
毎日3回やってくる食事の時間。
それがうまくいかないと、結構しんどいですよね。
辛い気持ち、痛いほどわかります…
離乳食疲れしているパパ・ママに、ぜひ手にしてもらいたいのがこの本。
「それなりに手間をかけてあげたい」という親心と、時短&楽のバランスが、ちょうど良い。
この本のおかげで毎日力を抜いて食事に臨むことができたし、子どもが食べなくてもおおらかでいられることが増えました。
気になる方はチェックしてみてくださいね。
ベビーカー選びなら。
我が家のベビーカー、BABYZEN YOYO2を詳しくレビューしています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。