コロナの規制がまだ残る中、1歳児とハワイ旅行に行ってきました!
今回は、テーマを「コロナ規制×子連れ旅行」として、この時期ならではの注意すべき点などをご紹介していきます。
海外旅行、行ってもいいかな…という雰囲気が出始めた今日この頃。
子どもと一緒に旅行を考えている方の参考になったらうれしいです。
※2022年4月中旬の情報ですので、渡航の際は最新の情報を併せてチェックしてくださいね。
コロナ禍ならでは…不便なこと。
①空港のお店がやっていない!
コロナ規制中の旅の中で1番不便だったのは、日本の空港の施設が全く開いていなかったこと。
制限区域外の土産物店などはほとんどクローズ。
レストランは3店舗ほどに限られて18時に全て閉まってしまいました。
制限区域でも、コスメ・嗜好品の免税店、土産物店が1店舗ずつ、どちらも短縮営業。
夜のフライトまでの時間、売店が1店舗だけしか開いておらず、品揃えも最低限で、少し不便に感じました。
現在はもう少しお店が開いてきているようですので、行く直前に確認してみることをオススメします。
②帰国時も大変です。
今回の旅行では、成田空港夕方到着の便での帰国でしたが、検疫を抜けるのに3時間かかりました。
到着の空港や、時間帯にもよりますが、時間がかかるものとして準備を整えておいた方が良いでしょう。
※2022年6月〜帰国時検査がなくなります。
とはいえ1日の入国者数制限も緩和されるため、陰性証明書の確認などで待ち時間がかかることが予想されます。
ハワイに着けば、ひと段落。
現在の規制で、不便に感じたのは主に日本。
ハワイの入国、出国はとてもスムーズでした。
4月現在のハワイの様子ですが、日本とは違いコロナに対してとてもオープンな雰囲気。
街やビーチには本土からの観光客があふれ、マスクをしている観光客もほとんどいませんでした。
もちろん、たくさんの子どもたちがマスクをせずに自由に遊んでいます。
海外旅行で、日本の公園のように密になって遊ぶことはまずないと思いますので、日本にいる時ほど神経質にならなくても良いと感じました。
街中で陰性証明やワクチン証明の提示を求められることもありませんでした。
とはいえウイルスがないわけではないので、現地でも感染しないように注意は必要。
旅行先でコロナにかかるのは避けたいです。
1歳の息子はマスクをしていられないため、人混みには近づかないように。
大人も常にマスクを持ち歩き、タクシーや混雑している狭いお店などではマスクをするようにしました。
子どもの検査のこと。
ハワイに行く時
【陰性証明書の提示】
0〜1歳 →不要
2歳〜 →必要
【入国時の検査】
なし
現在アメリカの入国に際して、
2歳以上の全ての渡航者に出発前1日以内の陰性証明書の提示が義務付けられています。
(2022年5月20日現在。出典:ハワイ州観光局Webサイト)
1歳児の息子は検査なしで渡航が出来ました。
ハワイ入国の際に確認をされることもありませんでした。
日本に帰る時
日本に帰るときは厳しいです。
【陰性証明書の提示】
未就学児 →証明書の提示をお願い
おおむね6歳〜 →必要
【入国時の検査】
未就学児も含め、全員あり
まず陰性証明書ですが、厚生労働省のWEBサイトにはこのようにありました。
子どもも検査証明書の取得をお願いしている
未就学(おおむね6歳未満)で、当該監護者が陰性の検査証明を所持している場合には、子どもが所持していなくてもよい
(出典:厚生労働省ホームページ)
1歳の息子は帰国前検査を受けず、陰性証明書なしで日本に入国できました。
(大人は指定のフォーマットの陰性証明書が必ず必要なので、ハワイでpcr検査を受けてくる必要があります。)
入国前検疫での検査は、全員あります。
赤ちゃんでも、ファストトラックでも、必ず検査をします。
※2022年6月〜アメリカからの帰国者は帰国時検査はなくなります。
大人は唾液での検査ですが、自分で唾液を出せない子どもは鼻ぬぐい検査となるようです。
インフルエンザ検査の時の検査です。
この日本入国は、かなり時間がかかり、子どもも疲れているので大変でした。
実際にかかった時間はこちらで紹介していますので、よろしければ参考にしてください。
持っていくべきもの
ここからは、コロナ規制の中での子連れ旅行で、持っていっておくと良いものを記録していきます。
といってもハワイに入国、出国する時は驚くほどスムーズで、いつもの海外旅行とほぼ変わりませんでした。
(普段はハワイの入国は激混みなので、いつもよりもずっと楽だったかも。)
主に日本の出入国の時が大変。
どうしても発生してしまう長い待ち時間を乗り越えるグッズです。
水際対策が緩和されても、すぐに通常モードになるとは限らないと考えて、準備をしておくことが大切です。
おやつ
海外の味に慣れなかったときのために、日本で買ったいつものおやつを大量に準備。
子どもが初めて食べるおやつも持っていっておくと、もの珍しさもあっておすすめです。
コロナ規制中は、空港の施設が空いていないことが予想されます。
今までは売店などで手軽に買えたおやつも、ここぞ!という時に準備ができない場合があります。
また、帰りの飛行機を降りた後、日本の入国には時間がかかります。
行きの分、ハワイで食べる分、帰りの分まで多めに持っていくのがおすすめです。
ジュース、漏れにくい水筒
液体物は出入国の際に制限があるため、保安検査場を抜けた後(出国後)に準備します。
前述の通り、売店がとても少なくなっているため、「紙パックのストロー付きの…」とも言っていられません。
このような漏れにくい水筒であれば、ペットボトルの飲み物を入れ替えてつかうことができ、こぼしにくいのでおすすめです。
飛行機内でも、「水筒にジュースを入れて欲しい」とお願いをすれば、快く入れてくれました。
紙コップで飲むのは気を使いますから、とても便利でした。
お気に入りの動画
やっぱりこれが一番効く!
お気に入りのアニメや動画を、ありったけ持っていきます。
空港の施設がやっていない、待ち時間がいちいち長い…となると子どもはどうしても暇でぐずります。
Amazonプライムビデオなどで、できる限りたくさんの動画を、iPadやiPhoneなど出来るだけ多くのデバイスでダウンロード。
いつでも流せる状態にしておきました。
もちろん空港だけでなく、飛行機や滞在先でも重宝します。
どうしても音付きで観たいの!というお子様には、このようなヘッドホンも便利。
こちらは子どもが誤って音量を上げてしまったときの耳へのダメージに配慮し、音圧を制限する機能がついているそうです。
今どきはオンライン学習などにも使えてなにかと便利かも。
夜ご飯、ミルクなど寝る前の準備
これは帰国の際に大切。
まず機内食。
帰りの飛行機で提供される機内食は特に、現地で搭載されるため子どもの口に合わないことを予想しておきましょう。
チャイルドミールは基本的に選択肢がありません。
ハワイで搭載されることもあり、どうしても食事のクオリティは落ちてしまいます。
普段おいしい日本食を食べているグルメなお子さんは、パサパサのお米や独特の香りがするサンドイッチを嫌がってしまうかもしれません。
また、ハワイからの帰国便は、夕方から夜に日本に到着する場合が多いと思います。
現在水際対策のため、検疫を抜けるのにかなりの時間がかかると予想されます。
今回飛行機を降りたのは16時、到着出口を出たのは19時でした。
おやつでしのいでいると、時差ボケもあり息子は熟睡。
しかし、機内食もほとんど口にせず、ご飯というご飯を食べていないため、結局21時ごろに目が覚め…
不機嫌な息子にご飯を食べさせると、今度はなぜか覚醒。
もう一度寝かすのに一苦労…というようなことが旅行終わりに起きるのはしんどかったです。
帰国時、検疫での待ち時間はご飯を調達できないため、ハワイの空港で「これだったら食べるだろう…」という軽食を用意しておくと良いと思います。
また、夜寝る前にミルク飲む子は、飛行機を降りる直前に作って一応持っておくと良いと思います。
準備万端で行きましょう!
子連れ旅行の楽しさは、どれだけ準備を万全にしているかで決まります。
子どもが不機嫌でいると、私たち親も余裕がなくなりイライラしがち。
全員が慣れない環境にいて、疲れていればなおさらです。
するとパートナーや子どもへの当たりも強くなり、どんどん雰囲気が悪くなってしまいます。
子どもがなんと言ってもすぐに用意できるように準備を整えておけば、普段と違う大変さをも楽しめる余裕が生まれてきます。
水際対策の緩和が進んでいますが、まだまだ時代はコロナ禍。
小さなお子様連れの旅行準備に、私たちの経験が参考になれば嬉しいです。
コロナ禍のハワイ旅行については、以下の記事にまとめてあります。
最後までご覧いただきありがとうございました。