先日、新型ノアを契約しました!
現在はSUVに乗る我が家ですが、かっこいいけど使い勝手はイマイチ…
特に、キャンプやアウトドアに出かける時は、荷室や室内空間の狭さが気になっていました。
候補は、一昨年から昨年にかけて立て続けに登場した新型ミニバン、
- ホンダ ステップワゴン
- 日産 セレナ
- トヨタ ノア
の3車種でした。
今回は、これらを比べつつ、
- 我が家がノアに決めた理由
をアウトドア好きのママ目線で紹介していきます。
アウトドア派のファミリーや、これから子どもを迎えるパパママ、3車種悩んでる!という方の参考になったら嬉しいです。
1年乗った!新型ノア詳しいレビューはこちら。

ノアを選んだ理由。
私たちがノアを選んだ理由は、大きく分けると4つです。
- 荷室が広くて積みやすいから。
- 四駆×ハイブリッドだから。
- 最新の運転支援と安全装備が欲しいから。
- 非常用電源としても使えるから。
上から順番に見ていきます。
①荷室が広くて積みやすいから。
ミニバンに乗り換えたい大きな理由の一つは、荷室(ラゲッジ)容量です。
そのため第一条件は、
- 3列目がスッキリ収納できて
- 荷室が広いこと
でした。
我が家は3人+1匹家族なので、3列目シートの出番は多くない予定。
そのため、3列目の乗り心地云々より、とにかく冬キャンプグッズを余裕で積めるだけの容量が欲しかったのです。
3車種を比べると、容量と積み込みやすさ、3列目シートの収納は、ノアがダントツでした。

順番に見ていきます。
3列目を1番きれいに収納できるのは、ステップワゴン。


3列目シートは、床下に収納することができ、完全にフルフラットになります。



スッキリきれいにおさまっていて萌える。
ただ、3列目を床にしまってしまうことによって床下の収納スペースがなくなってしまうのが△。
セレナとノアは、3列目が跳ね上げ収納ですが、その代わり、床下にとても大きな収納があります。
この分、収納できる容量がかなり大きいのが良いところです。





容量で言えば、セレナかノア!
今度は、跳ね上げ収納組の、3列目収納時の荷室を見てみます。
まずはセレナ。


従来通り、ロックを外してシートを手で上げて、ベルトで固定するタイプです。
以前のセレナより軽くなったように思いましたが、片手で収納は難しかったです。
荷室の広さはミニバンクラスNo.1とのこと。
確かに広いですが、座席の分が室内に飛び出ていて、ちょっと歪な形です。



ミニバンといえば、これが普通。
対して、ノアを見てみます。


ノアの3列目は、「どこにある?」と探してしまうほど、とてもスマート。
シートが窓の辺りまで跳ね上がるため、3列目収納時もラゲッジの横幅はほぼ変わらず。
セレナと比べると、約25cmほど広いのだそうです。



容量も去ることながら、荷室の形も重要なのよ〜
と、積み込み担当(夫)。
キャンプでは長い荷物を積み込むことも多いため、横幅が取れることは結構大事なのです。
さらに、すごいのは、収納・展開がとっても簡単なこと!
身長153cmの私も、息子を抱っこしたまま、1人で開閉が出来ました。
使いたい時にパッと出せて、普段はスッキリ収納。
3列目が全くじゃまにならず、積み込みやすいほぼ四角形の荷室…
まさにキャンプに連れて行く車にぴったり。
ノアを選んだ1番大きな決め手となりました。
②四駆×ハイブリッドだから。
アウトドアに出かけるなら、ぬかるみや道路の凹凸はつきもの。
実際、キャンプ場で動けなくなったFF車を見て、
- 次乗るなら四駆(4WD)がいい
と考えていました。
さらに、最近知ったのが
- 四駆は揺れが少なく、普段の乗り心地もいいらしい(?)
ということ。
例えばこちらは日産の四駆、e-4orceの宣伝動画です。
動画内では、e-4orce搭載の車とそうでない車で、ラーメンのこぼれ方が違うことが紹介されています。
あくまでも日産の話ですが、四駆の良さが少し分かった気がしました。
確かに、後ろのタイヤが自走するのとしないのとでは、停車時の揺れや、カーブでの乗り心地が違うのでは?



パワーだけでなく、四駆の乗り心地に言及しているレビューも結構あります。
夫婦とも酔いやすいので、アウトドアでの安心感だけでなく普段の乗り心地まで向上するのであれば、ぜひ四駆にトライしたいと考えました。
燃費のことを考えると、ハイブリッドなのも外せない…
となると、選択肢はノアのみでした。
実際に本当に乗り心地まで向上するのかどうかは不明なので、乗って確かめてみたいと思っています。
③最新の運転支援と安全装備が欲しいから。


我が家は、毎日の移動がほぼ車です。
また、こどもと犬を乗せて遠出も多いため、
- 運転支援と安全装備は、出来るだけ多いほうがいい
と考えています。
まずは、一部ですが、特に良いと思ったノアの機能(メーカーオプション)を簡単に紹介していきます。
- 右折時の対向車・右左折時の歩行者や自転車の検知
前にいる車への衝突回避に加えて、右折時の対向車と、右左折時の歩行者や自転車も検知、衝突回避を行う。



交差点でも衝突回避してくれるのは嬉しい。
- レーンチェンジアシスト
高速道路でウインカーを出すと車線変更を支援。



高速の車線変更は緊張するから、アシストしてくれると助かる。
- アドバンスド ドライブ(渋滞時支援)
高速道路での渋滞時、ハンドル操作を支援。
操作なしで発進するので、停車・発進を繰り返すストレスを軽減できる。
さらに、ドライバーに異常があれば、車外に異常を報知しながら減速停車する。



渋滞時の支援は心強い。
- アドバンスド パーク
スイッチを押すだけで駐車操作を支援。
縦列駐車、並列駐車(バック駐車、前向き駐車)いずれも可能。
さらに、ハイブリッド車なら車外から遠隔で駐車と出庫ができる。



狭い駐車場でも、車が自分で広い場所まで出てきてくれれば安全に子どもの乗せおろしが出来る。
- 安心降車アシスト
車を降りる時、後ろからくる自転車などの車両の接近を検知。
左後方のスライドドアを開けている場合、途中で停止し、ブザーなどで知らせてくれる。



子どもが自分で降りる時、飛び出して衝突するのを防げる。
どれも、リアルな生活で役に立ちそうな安全装備ばかり。
ステップワゴンとセレナも、安全装備は申し分なく付いていると言えます。
しかし、今回挙げた機能がすべて備わっているのはノアだけだったのです。
運転支援と安全装備を実際に乗らずに比較するのは難しいですが、単純に機能の数で言えば、完全にノアがワンランク上。
安全装備は多くあって損はないと思う我が家としては、この点もノアを選ぶ大きな理由となりました。
④非常電源として使えるから。
災害時に車で避難生活することも想定し、次の車ではなるべく
- 非常時、電化製品が使える車を
と考えていました。
3車種ともにAC電源をつけることができるオプションがありますが、比較すると以下のようになります。
AC電源オプション | 電圧/定格容量 | 口数 | |
---|---|---|---|
ステップワゴン | ○ | 100V/100W | 1口 (ラゲッジルーム) |
セレナ | ○ | 100V/1500W | 1口 (ラゲッジルーム) |
ノア | ○ | 100V/1500W | 2口 (ラゲッジルームと コンソールボックス) |
ステップワゴンにつけられるAC電源は、定格容量100Wまでです。
1度に使えるのはノートパソコン程度。
電気ポットなどは使うことができず、避難時生活するには不十分といえます。



すぐブレーカーが落ちてしまう部屋のイメージ。
これに対し、セレナとノアは1500WのAC電源をつけることができます。
例えば、
携帯を3台充電(10W×3)しながら
電気毛布(90W)で暖を取り、
電気ポット(1000W)でお湯を沸かしてラーメンを食べる…
ということが同時に車内でできるのです。
一般的に消費電力が高いと言われているドライヤーやIH調理器でも、1500Wまで対応しているAC電源ならほとんどのものを使用することができます。



これなら、ついている方が安心感がある。
さらに、コンセントの口数で比べると、セレナは1口に対し、ノアは2口。
ラゲッジルームと、コンソールボックス背面(2列目から見て中央の足下)についています。
1度にいくつもの家電が使えるからこそ、コンセントの口は多くあった方が使いやすいのは間違いない。
この点でもノアの一人勝ちでした。
さらに、これだけ家電が使えれば、非常時だけとは言わず車中泊でも使えそうですよね。
結果…ノア圧勝。
正直、外装・内装ともに好みなのは断然セレナ。
ステップワゴンの内装の明るさも魅力的ですし、この2車種は「酔いにくさにこだわった」ということもあって、かなり気になっていました。
シフトレバーがスイッチ式になったのも、賛否あるようですが、個人的にはすっきりしてすてきだと思いました。
しかし、毎日乗るものだから、やっぱり機能が1番大切。
こうして改めて考えても、我が家にはノアがピッタリだったと思っています。
ちなみに、2022年6月ごろ契約した我が家ですが、4月中には納車が決まっています。
当時は1年以上待つ予定でしたが、10ヶ月ほどでの納車となりました。
(現在はもっと長く待つそうです…)
納車後のレビューはこちらです。
気になる方は併せてお読みください。


納車前に用意した、おすすめカーグッズはこちらで紹介しています。


最後までお読みいただきありがとうございました。